宗次德二氏(むねつぐ とくじ)㈱壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)の創業者・元会長)講演
正直、立派な人のお話は苦手、自分の至らなさばかりを覚え、みじめさを味わうだけなので。
ただ、ここまでかけ離れた方のお話となると、少しでも自分も頑張らなければ、、、と
思うばかりだった。夢を持たない。目標を定め、達成する。
【要旨】
孤児院⇒極貧 壮絶な生い立ち
不動産業スタート 25歳喫茶店開業 29歳CoCo1号店 53歳引退 東証一部上場、後継者への引き継ぎの手本、 客の喜ぶことを行う(超お客様優先)、
従業員が喜ぶことを行う(超率先垂範)、
早起き、掃除、客のリクエストを反映 引退後に、
社会奉仕活動NPO法人「イエロー・エンジェル」を設立 講演活動等
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両親は不明。戸籍上は石川県生まれ。生後まもなく兵庫県尼崎市の孤児院
3歳のときに養子となる。
養父が競輪好きで生活は極貧、暴力の中で育った 電気や水道を引くこともできず、ろうそくで生活。
パチンコ店で落ち玉や煙草の吸殻を集めるなどして養父を助けていた
15歳のときに養父が胃癌のため死去
登校前に同級生の父が経営する豆腐屋でアルバイトしながら学費、
生活費などを稼ぎ、高校卒業
不動産業⇒ 喫茶店を名古屋に開業(25歳時) ⇒
カレー店開業(29歳) ⇒ 店舗数・売上高共の右肩上がり経営
2005年東証一部上場 53歳で同社を後継者に引き継ぎ引退
現在は音楽やスポーツの振興、福祉施設やホームレスへの支援などの
NPO法人イエロー・エンジェルを設立し理事長
引退するまで友人を1人も作らず、短い睡眠時間、仕事に専念
早朝出社、店舗の掃除、客からのアンケートを経営に反映する姿勢
⇒【 現場が教えてくれた 】
ポイント
・客の喜ぶことを行う(超お客様優先)
・従業員が喜ぶことを行う(超率先垂範)
・フランチャイズにも物販でビジネス、ロイヤリティで拘束しない(共存共栄)
・自分ができることをやる やり始めたら毎日楽しく
・早起き・掃除・客の意見反映
・経営はいきあたりばったり・・・
近江商人の三方よし ⇒近江商人の経営哲学「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、
⇒社会に貢献できてこそよい商売といえる
⇒⇒これを地で行うこと
⇒⇒寄付もしっかり行うこと
⇒⇒⇒困って居る人を見逃しにしてはいけない
目先のサービスはしないこと・先細りにならないよう正当な対価を得る
モーニングサービス・おつまみサービス・パンの厚切りサービス・卵サービス等々
目先のサービスはしない
重要:
・黒字経営
・利益を上げること ・税金を納めること
⇒寄付をして、花を育てて、クラシック音楽を聴く人生
哲学
・経営者となるのが一番成功する。 人の為にもうまくいく。
⇒ただし努力を人並み以上にするなら!!
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土壌から食べ物まで考える食品ロスFarm to Table 東京農業大学入江満美准教授 R5第2回富士宮人づくり講座
土壌から食べ物まで考える食品ロスFarm to Table
東京農業大学入江満美准教授
R5第2回富士宮人づくり講座
・「土」の深さは地球の半径6371㎞(日本の約2倍)に対して2メートル!
・「土」は岩の上にコケが生えて、それが半乾き表面から動物が浸食して堆積したもの
1センチの土ができるのに、500年要する
石を砕いても土にはならない!
・土の中にはアメーバー・バクテリアetc 土壌微生物が植物が栄養を吸収できるように返信させている
・土壌微生物の利用で抗がん剤やペニシリンができた、土壌微生物は5%わかっている程度
・土壌微生物が多い → 土へ栄養素を取り込みやすくなる。
・富士宮の土は黒ぼく土 火山の影響?低栄養&有機物が多い
・農業について・・・乳牛は人間が食べられない草を食べて食べ物(乳製品)を作る! 優れている。
・農業が災害をもたらすことがある
例:アメリカでトウモロコシを作るため草を刈ったら砂嵐が起こった
例:農作物生産に化学肥料 → 窒素によりN2O(CO2の298倍の温室効果) 窒素化合物
畜産物 反芻動物CH4発生 → (CO2の25倍の温室効果) メタンガス
フードシステム全体として温室効果ガス排出量の34%(21%~37%)!
農業+農業のための森林など土地利用の変化、生産前後の輸送など
・窒素肥料を多く使う → 単位面積あたりの収量は順調増加!
→ ただし・・・穀物あたりの利用効率が悪化し、海洋&土壌汚染となっている
・牛肉、チーズ、乳用牛、コーヒー・・・・多数!
・フードロス
農作物生産工程での温室効果ガス、 輸送ロス、 廃棄ロス (事業系53% 家庭景47%)
日本の食糧自給率は低い!(国内調達37%/海外調達63%、輸送ロス&輸送コスト大)
・食物の廃棄ロス! 国民一人あたり年間16,500円/人
・規格外農作物の活用や食べ残しの持ち帰り、 賞味期限品の活用などを模索中
待ったなしだし、単にコンビニで食物を捨てるのが悪い、的な単純な講義・議論では無かった。
SDG’sが絵に描いた餅、というような話は多々聞くが、そうはとてもいえない現状を強く感じた。
体系立てての説明は非常に優れ、理解しやすかった。
23年7月22日(土)
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笑って考えよう!家庭のこと 仕事のこと 未来のこと 瀬知山角講師 東京大学ジェンダー論 第25回富士宮男女共同参画フォーラム企画
笑って考えよう!家庭のこと 仕事のこと 未来のこと
瀬知山角講師 東京大学ジェンダー論
第25回富士宮男女共同参画フォーラム企画
・市長、衆議院議員他ご挨拶
・出産以外、子育ては男にもできる!
・少子高齢化への対抗策
高齢者が働けば良い。年金支給時期を遅らせることが解決案
高齢者は孫育てに口を出さないのが秘訣
・主婦優遇税制は辞めるべき
主婦率は都市圏が高く、東北山陰等々田舎で低い
田舎で貧乏人が働いたお金を都会のご婦人の保護に使っている構造
・離婚率は3割半 結婚はリスク高い
今の若い男女は結婚後仕事をする意識高い
そのくせ男は家事をやらない
・男女が働き、男女が家事をやる、
離婚率の高さ等のリスクも回避することを考える
・男が家事をすれば、女の退職を防げ、生涯トータルの収入は億単位でメリットが出る。
お話しは楽しく、おっしゃることはいちいちごもっとも!
ただし、会場は6割程度の入りで女性が圧倒的に多く平均年令も高い
パネルの掲示を見れば香ばしいお名前の団体名ぞろぞろ・・・女性だの婦人だ新だのと付いている
女の既得権は捨てずに権利拡大だけをキーキーおっしゃる社会が拡大するのもなんだかなぁ
女性の高度教育の受けられる社会も大事、老人を働かせるのも大事。
ただ、生物としての人間の出生率、少子高齢化対策への影響、
リタイア老人に頼る地域コミュニティー崩壊
その辺まで踏み込んで欲しい気はした。23/06/18(日)富士宮福祉会館
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新聞ができるまで 静岡新聞社上原広彦講師 R5第1回富士宮人づくり講座
新聞ができるまで
静岡新聞社上原広彦講師
R5第1回富士宮人づくり講座
講師:静岡新聞社編集局ニュース編集部 上原広彦部長講師
・新聞社の新入社員は社会部に配属される
事件事故の取材をするが、先輩社員は同行しない
主に警察幹部に取材する
・小さな報道でも現場にいることでスクープできる例がある
出歩くことが大事
ただし、ブラック勤務から変わりつつある
・コメントを取るために病院に行って、守秘義務がある人から
取ることはできない、駐車場で待つ人を取るとか、工夫が大事
・見出し内容をチェック⇒印刷⇒新聞配達店へ
・裏付けの根拠を取ることは大事
記者にはいろいろな情報が入る
警察や市役所の情報は信用あり
ニュースソースを載せることは大事
・講習会のコンセプトは良いし内容も良かった
やはり社会の最前線の人の話は重い
ただし、運営のごちゃごちゃした話には疲れた。
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相続・遺言セミナー 主催、富士伊豆農業協同組合
相続・遺言セミナー
主催、富士伊豆農業協同組合
元気な今なら話題にしやすいですが、
いざ、と言う時が来て、話題にすることすらはばかられる時には聴講できませんから・・・
その前に聴講してください・・・
良いのか悪いのかわからないが、「タイミング」ということでお誘いをいただき、
当セミナーを聴講した。
基礎知識としては聞き覚えのある話題もあったが、
整理ができたことと、当該アクションの契機となるようありがたく聴講した。
・権利意識や法的な知識の周知、経済的に困窮者が増えたことを背景として相続係争が増えた
・少額の遺産でも(というか、少額ゆえに)係争が増えているので安心できない
・遺言を作っておくことで、親族がばらばらになることを防ぐことができる
・相続税対策 + 相続そのものの円滑化 の対策が必要
・10か月内に相続税の申告と納付が基本だが、3か月以内にしないとできない手続きもある。
<詳細資料は著作の問題もあると思うので、省略>
ただ、個別論になると全員が違う背景をお持ちになるので、総論のみ、それだけでも
くらくらしてくる内容だった。
今のところ・・・・下記のリストにはあまり引っかかっていないが・・・勉強は継続しようと思った。
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剪定教室 白糸会館(公民館?)主催 庭師:堤先生
剪定教室 白糸会館(公民館?)主催
庭師:堤先生
白糸会館(公民館?)主催、剪定教室。
今まで無手勝流で切ったり張ったりしてきたが、正しい手順の勉強は必要と思い志願した。
基本のテキストは良く、話も楽しかった。
<詳細資料は著作の問題もあると思うので、省略>
一時間弱の座学の後、隣の小学校の植え込みの実践剪定・・・
剪定道具など見ても参加者は初めてというような人は居なく、
それぞれがテーマを持って参加されている印象。
先生は、幹の胴切りのようなことをしなければ良いから、どんどん切って欲しいとか・・・
生徒一同、手慣れて取り掛かり、仕事も進む進む・・・それなりに充実して楽しかった。
で、帰って家族からお褒めの言葉・・・1200円払って、結局ボランティアした訳?
いや、勉強になった時間だった。
23年5月10日17日24日 白糸会館 堤先生
モクセイの剪定。実際に先生の剪定を見て習え、覚えよ形式だが、逆にデスクワークで説明をいただいても、これって、わからないなぁ。と思う内容だった。結構しっかり剪定したつもりだが、2週間もすれば、しっかり生えてくるのだそうだ。
23年5月17日
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23年5月24日
早くも最終日、3回目
馬酔木(あせび)の剪定
馬酔木は成長が比較的遅いとのこと、長いことメンテをされなかった木は
強剪定を避けて、年月をかけて剪定していくとのこと。
大枝は来年以降に切って樹高を下げていくのだそうだ。
来年の樹形を見て見たい。
写真の木は毎年手を入れているものだそうで、それなりに夏剪定らしくさっぱりさせた。
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次回の案内もいただいた。状況が許せば受講したいと思った。
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